歯の色が気になる｜戸田の歯医者｜赤羽歯科戸田診療所

こんにちは!

医療法人社団　歯友会　赤羽歯科　戸田診療所　歯科医師の尾形です。

歯の色、皆さん気になりますか？

歯の色が黄ばんだり、茶色くなったりするのは色々な原因があります。

それをどう治療し白くしていくかをお話していきたいと思います。

歯の色が変色する原因には主に以下があります。

①虫歯　　　→虫歯によって歯が溶けて変色

②ステイン　→食べ物や飲み物に含まる成分(タンニン、ポリフェノールなど)が歯の表面に沈着

③タバコ　　→タールなどの成分が歯に沈着

④歯の摩耗　→歯の表面が削れることにより、歯の内部が透けて見える

⑤加齢　　　→歯の表層のエナメル質が薄くなることによる。

⑥薬　　　　→薬の成分が歯に沈着(鉄剤など)

⑦銀歯　　　→銀が溶けだして黒くなる

基本的には原因の除去になります。

①　　→虫歯が原因であれば虫歯を除去し詰め物をします。

②③　→歯の表面の色素沈着が原因なのでクリーニングをします。

この時市販の着色取り用の歯磨き粉だと歯の表面に傷がつき逆に色素が付きやすい状態になることがあるのでご注意ください。

歯科医院での歯のクリーニングPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)が、歯も歯茎を傷めず良いです。

④⑤　→これ以上歯がすり減らないように、歯ブラシを強くやりすぎないことや、酸っぱいものを摂りすぎないようにしする。

白さを取り戻す場合は歯科医院で薬剤によるホワイトニングにより白く出来ます。

⑥⑦　→薬による変色はPMTCによりきれいになるケースもありますが、そうでない場合は削って詰め物、かぶせ物をすることもあります。

銀による変色は削らないと取れないので、銀歯とともに黒い部分を削って除去し、セラミックなどの白い詰め物をいれることとなります。

上記以外で歯の黄ばみを綺麗にする方法としてホワイトニングがあります。

気軽にできる方法として、市販のホワイトニング効果のある歯磨き粉の使用です。

歯の表面をコーティングしてくれるポリリン酸ナトリウムや汚れや着色を防ぐヒドロキシアパタイトなどが含まれている商品があります。

それらの成分が配合された歯磨き粉を使うと、歯本来の白さに近づけてくれるため、歯の黄ばみ対策に効果的です。

市販のホワイトニング効果の高い歯磨き粉の中には、汚れを落とすために研磨剤を入れたものもあり歯のエナメル質を傷つける原因となるため、

低研磨性のものか研磨剤不使用のものを選ぶのがおすすめです。

もっと歯を白くしたいという方には、

歯科医院で行う『オフィスホワイトニング』と

歯科医院でホワイトニング用マウスピースを作り行う『ホームホワイトニング』があります。

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を受けて歯を白くする方法のことです。

専用の薬と光照射器を使って行うもので、個人差はありますが短時間でホワイトニング効果が得られます。

オフィスホワイトニングの流れについて紹介します。

①歯科医院でカウンセリングと歯の色を確認する。

②クリーニングを行い、歯の表面の汚れを取る。

③歯茎を保護し、ホワイトニング用の薬剤ジェルを塗布する。

④ライトやレーザーの照射を行う。

⑤ジェルをふき取る。

⑥３～５を数回繰り返す。

⑦歯の色をの確認する。

オフィスホワイトニングの施術にかかる時間は、１時間半程度が目安です。

歯に合うマウスピースを歯科医院でつくり、お家でするホワイトニングです。

ホワイトニングを行う期間はオフィスホワイトニングより長くかかりますが、お家でじっくり白くすることが出来ます。

ホームホワイトニングの流れを紹介します。

①歯科医院でカウンセリングを行い、歯や歯茎の状態などをチェックする。

②クリーニングを行い、歯の表面の汚れを取る。

③マウスピースの型取りをする。

④マウスピース完成後に受け取り、使用方法の説明を受ける。

⑤自宅でホワイトニングを開始する。

⑥歯科医院で定期的に経過の確認を行う。

自宅でマウスピースをつけるのは、毎日１～２時間程度装着する必要があります。

もっともっと白くしたいという方は、両方行うこともできます。

歯を白くする方法は色々ありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。

個々で判断せずに歯科医院に相談されることをおすすめします。

それぞれに合った方法を提案いたしますのでお気軽にご相談、お問い合わせください！

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