お知らせ

歯科のレントゲンによる放射線量について

2023.12.14

 

こんにちは😊医療法人社団歯友会戸田診療所 歯科衛生士の大塚と助手の小山です!

今回は『歯科のレントゲンによる放射線量』についてお話したいと思います。

 

歯の検査、診断には欠かせないレントゲンやCTの撮影ですが、お口の中を見た

だけでは分からない歯や骨、根の炎症などレントゲンやCTでしか見ることができない部分もあり、

重要な医療機器として使用されています。

しかし、患者さんの中には放射線による被ばくについて、心配になる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

私たちは普通に生活していて外出時では1日あたり毎時0.04マイクロシーベルト、

1年間に約2.40ミリ・シーベルトの放射線を浴びているといわれています。

一方、歯科治療の放射線量は、1回あたり

歯科レントゲン撮影(小さい写真):約0.02~0.04ミリ・シーベルト
歯科パノラマ撮影(大きい写真):約0.04ミリ・シーベルト

歯科用CT撮影:約0.1ミリ・シーベルトといわれています。

 

健康に明らかな影響が出る恐れが出る目安は、100ミリ・シーベルトと言われているので歯科レントゲン写真なら

何十枚以上撮影をしても、1年間に自然に受ける放射線量に達しない計算なので安心です。

 

 

レントゲンやCTを撮る際、他臓器の被曝を防ぐため患者さんには鉛製の防護エプロンもつけてもらいます。

放射線量をさらにカットすることができ、ほとんど被曝の心配はありません。

正確な治療の診断のためにも必要に応じてレントゲン撮影をお願いすることがありますのでできる限りご協力を

お願い致します。不安なこと、何か疑問点などありましたら先生やスタッフにお声がけくださいね!!